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四国新聞に人間ドックの有効性に関する記事が掲載されました(9月2日)
9月1日から東京で開催された第53回日本人間ドック学会学術大会に先立って開かれた記者会見の場で、当施設の福井所長が、学術委員会並びに特定健診・特定保健指導対策委員会報告の中で、「人間ドックの有効性の調査報告」を行いました。
平成15年から17年まで人間ドックを3年連続で受診した人は、平成15年から17年まで一般健診だけしか受けなかった人に比べ、その後の5年間にかかる医療費が50代男性では33万円、40代男性では14万円の医療費削減効果があったと報告しました。
人間ドックにかかる費用を差し引いても、ドックを毎年受診した方がその後の医療費を減らすことにつながり、中高年男性に対し、ドック受診の意義を強調していくことが重要であると報告しました。(参考文献 人間ドック27:29-35、2012)