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第51回人間ドック学会学術大会

  2010年8月26日(木)・27日(金)、第51回人間ドック学会学術大会が〔医療の新たなうねりのなかで 健康創造〕をメインテーマとして医療法人社団慶友会 吉田病院理事長・病院長 吉田威先生を学術大会長に旭川市民文化会館と旭川グランドホテルで開催されました。

  我々の施設からは、所長の福井が、シンポジウム[労働者に対する特定保健指導の意義]の中で「大企業の社員健康管理における特定健診・特定保健指導の意義とは」というタイトルで、特定健診・特定保健指導の現状と課題について発表しました。そして一般演題で、酸化ストレス度の指標となるd-ROMおよび抗酸化能力の指標となるBAPと個々の生活習慣病関連因子の関係について講演しました。

 また臨床検査技師の植村が、「血流依存性血管拡張反応(FMD)検査と従来の動脈硬化検査との比較」というタイトルで、早期の動脈硬化性変化である血管内皮機能の評価に有用とされているFMD検査と従来の動脈硬化検査、および生活習慣病関連因子との関係についての研究成果について講演をしました。

 我々の施設における予防医療への取り組みの成果を評価して頂いたものと感謝するとともに、さらなる研鑽を積まねばならないという思いで施設スタッフ一同、気持ちを新たにしております。