予防が重要であることは誰も異論のないところだと思いますが、予防と言っても、治療介入のない予防は非常に難しいことは実感されていると思います。予防と早期治療介入をうまく繋ぐしくみをうまく機能させることが重要だと思っています。そこで、自分の専門分野についてはエキスパートであり、他の分野についても地域医療として高質な医療を志されており、専門領域を越えて連携し、協力していこうという思いを持つ先生方に世話人をお願いし、福井院長が発起人となって本会を2年前にスタートさせました。第１回と第2回は世話人の先生方での勉強会をしてきました。今回の第3回は、京都の武田病院健診センター所長の桝田　出先生を講師にお招きして、予防医療のあり方をもっと広く議論する場を持つために、生活習慣病を中心とする予防医療に積極的に取り組んでおられる県内の先生方にも呼びかけして開催させて頂きました。

総合司会役である院長の進行のもとで、非常に活発な質疑応答が交わされ、予定時間をオーバーするほどの熱のこもったフォーラムとなりました。